医療のくびきから解き放たれ、
大いなる自然に依拠すれば
原始的生命力はよみがえり、
お産は深い悦びに満たされて女性は浄化され
真実の母子が誕生する・・・・・・
吉村医院・お産の家院長 吉村正
新しい家族を迎えるその日が、少しずつ近づいてきています。
これまでの8ヶ月は身体的には今までの暮らしとほぼ変わることなく、妊娠中といえど今までと同じように日々の生活がごく自然に続き、お産とは命がけのイベントでありながら、生きる営み、つまり衣食住の隣に自然に存在するものなのだと感じています。
お腹に自分以外の命を宿すとは一体どんなことなのか、以前は想像しようともできなかったその感覚を、今まさにこの瞬間感じています。
愛。という言葉。その意味を、今までよりさらに深く理解し始めたのも、この命を授かってからでしょうか。今このお腹にあるものは、愛そのものでしかない。
だからこそ、夫と二人で自然出産という選択をしました。二人の愛の間に誕生した小さな種だから、私だけでなく二人で一緒に産みたい。
自宅の浴室が2階にあり勝手が悪いので初めての今回自宅出産は諦めましたが、近くにあるbirth centerでのお産。そこでの出産がかなうよう、この妊娠期間は「命をかける」。冒頭に引用した吉村正さんの言葉です。それぐらいの気持ちがないといけないのだと。
毎日の山登り、ヨーガ、ウォーキング、「ちょっとぐらい」と自分を甘やかさない食事のコントロール。何よりも、幸せでいること(幸せ見出し、幸せを感じること。)今月からは夫と共にヒプノ・バーシング(深いリラクゼーションの状態で行う母子に優しい出産メソッド)を学び、より二人の絆を強く育て、いのちを迎える準備をしています。自然出産がかなうように、そのためにはマラソンを走るように、当日までに万全で最大限の努力が必要であるー。自然とは、きっと自然に与えられた身体、精神、知恵、それを生かし切れた時にきっと味方についてくれるのでしょうね。そう思うと、まだ全力を尽くし切れていない自分に気がつきます。
妊娠を機に、長い間していなかったピアノを再開しました。毎日、ヨーガのプラクティスの前に30分ほど鍵盤に触れる時間。終えるたびに、お腹の子が気持ち良いといいなあと、思います。悦びを分かち合う、人間が幸せを感じるその「分かち合い」の感覚は、すでにもう私とお腹の子の間にあるのだと、気がつくのです。
夏まで、きっとあっと言う間です。